中国の自動車業界団体、中国汽車工業協会が13日に発表した2024年の国内新車生産台数は前年比3・7%増の3128万2千台、販売台数は4・5%増の3143万6千台で、うち新エネルギー車(NEV)は生産が34・4%増の1288万8千台、販売が35・5%増の1286万6千台となった。
中国商務部市場運行・消費促進司の李剛(り・ごう)司長はこのほど、国務院政策の定例記者説明会で、2024年の消費財買い替え政策の成果を説明した。自動車販売は、廃車による新車購入台数が290万台以上、売却による新車購入が370万台以上となり、自動車の売上高を約9200億元(1元=約21円)超押し上げた。
国家発展改革委員会の7日の特別テーマ会見によると、自動車廃車・更新に占める外資系ブランド新車の割合は約35%で、外資系自動車メーカーの販売の高い伸び率をけん引している。