ルーマニアで2024年12月23日、イオン=マルチェル・チョラク首相が続投する新内閣が、上下両院合同議会において過半数の賛成(賛成240票、反対143票)を得て承認された。これを受け、クラウス・ヨハニス大統領は同日、親欧州派政党の連立から結成される新内閣を任命した。連立政権は、社会民主党(PSD)、国民自由党(PNL)、ハンガリー人民主同盟(UDMR)、少数民族議会グループから成る。
シンガポール貿易産業省(MTI)は2025年1月2日、2024年通年のGDP成長率が速報値(注1)で前年比4.0%だったと発表した。2023年の成長率1.1%を上回るとともに、MTIが11月22日に上方修正した予測「3.5%前後」を上回った( 2024年11月29日記事参照 )。
2024年は、8年ぶりに「日本・アラブ経済フォーラム」が開催され、 湾岸協力会議(GCC)との自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉も再開しました。 国別に見ても、アラブ首長国連邦(UAE)との包括的経済連携協定(CEPA)の交渉開始発表、トルコとの外交関係樹立100周年を記念した「トルコ・日本投資フォーラム」が開催など、日本との連携も進んでおります。
2024年12月1日に開催されたベトナム共産党の全国会議で、政治・行政の効率化を目的に、2025年春の大規模な政治・行政機構の再編計画の検討が進んでいることが明らかになり、日系企業からは期待と懸念の双方の声があがっている。
九州経済調査協会は2024年12月24日、前年同月に発表した九州・沖縄・山口における半導体関連設備投資による経済波及効果について推計値を更新した(注)。推計値の更新にあたっては、「新生シリコンアイランド九州」の実現に向けた九州・沖縄地銀連携協定(Q-BASS)が協力した(2024年6月19日記事参照)。 このたびの更新によると、半導体関連設備投資およびそれに伴う生産活動により、2021~2030年 ...
香港特別行政区(以下、香港)政府統計処は12月17日、2024年の香港域外に親会社を有する企業(以下、香港域外企業)の香港拠点に関する調査結果を公表した。この調査によると、香港域外企業が香港に設置している拠点数は、2024年6月3日時点で合計9,960社と、前年(9,039社)比で10.2%増加し、過去最多になった(添付資料表1参照)。
米国の「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)」は12月20日、 2024年の年次報告書を公表 した。CECCは、連邦議会上下院18人の議員、大統領が任命する5人の政府高官の計23人で構成され、中国における法の支配と人権の状況を調査し、立法・行政措置の提言を盛り込んだ年次報告書を議会と政権に提出する。