地域に伝わる伝統行事で、前年に生まれた同地区ゆかりの男児を対象に、毎年1月3日に行われる。「なんなる」の由来については、神道の一派「鳴神神道」から派生した、「難がなくなる」がなまったといった説がある。
芦屋市は4日、世界最高齢だった同市の糸岡富子さんが昨年12月29日午後9時3分に亡くなったと発表した。116歳だった。同市によると死因は老衰で、葬儀は家族で行った。
神戸市兵庫区出身の落語家、桂あやめさん(60)=大阪市在住=は30年前の阪神・淡路大震災で最愛の母・入谷玲子さん=当時(63)=を失いました。大切な人を突然亡くした悲しみは、今もふとした瞬間にこみ上げるそうです。涙を笑いに変え、歩み続ける日々を語って ...
1995年1月17日付の本紙夕刊。翌18日付朝刊と一緒に読者に届いた地域が多かったその1面には、倒壊した阪神高速道路からの転落をかろうじて免れたバスが大きく写っている。
6434人が犠牲になった阪神・淡路大震災から30年の節目を刻む「1・17」が、まもなくやってくる。地震はこの間も全国各地で相次ぎ、地球温暖化を背景に豪雨災害も激甚化する一方だ。われわれが得た教訓を生かし、安心・安全な暮らしを実現するにはどうすればいい ...
わずか十数秒の揺れが穏やかな日常を奪った。けれど30年がたったいま、「被災地」と呼ばれた街では目を凝らしても傷痕は見えにくく、あの日の話が語られることも少なくなった。私たちは阪神・淡路大震災直後から受け継がれてきた何冊もの取材ファイルやスクラップをめ ...
「神戸から最も西の仮設」とも呼ばれた場所で、岸岡孝昭さん(78)=姫路市青山南3=は仲間とともに、被災者の声を丁寧に聴く傾聴ボランティアを続けた。活動を通じて気付いたのは「地域のつながりがあれば、災害が起きても孤立しない」こと。あれから30年。それを ...
2024年元日の能登半島地震では、能登半島北部で大規模な土地の隆起が確認された。但馬周辺の地質に詳しい兵庫県立大大学院講師の松原典孝(44)によると、能登と但馬は大地の成り立ちで共通点が多い。
加古川市の山陽自動車道権現湖パーキングエリア(PA)周辺にテーマパークを造る「インド村構想」のため、1997年1月、当時の木下正一市長(故人)を始め、同市の政治経済関係者らはインド視察に向かった。
3位は北鈴蘭台駅(約8900人)。トップの鈴蘭台駅の隣の駅で、こちらも開発から半世紀を経た住宅街にあります。駅前の「市営桜の宮住宅」は総戸数2299戸と市内最大級のマンモス団地でしたが、老朽化のため戸数を減らして建て替えられました。
冬の初めの昼下がり、山田錦の刈り取りも終わった田んぼが眼前に広がる農業体験宿泊拠点「心拍」に、続々と若者たちが集まってきた。岩崎達也(39)が非常勤講師を務める京都精華大学(京都市左京区)メディア表現学部の、学外ワークショップが始まろうとしていた。
空手の流派を超えて日本一を決める全日本選手権の女子個人形で、西宮市出身の23歳、東佐江子(西濃運輸)が初の頂点に輝いた。「空手を始めて20年間で最高」と喜びつつ、「自信にしていけるかは自分次第」と次なる舞台に目を向ける。